会社概要Company Profile
代表者ご挨拶
栄光丸水産は、岸和田市春木において、江戸末期より100余年漁業を営んでまいりました。
現在は阪神高速が走り、工場や倉庫などが立ち並ぶ岸和田市の浜側は、かつて砂浜が広がっていました。岸和田で生まれ育った私も、小さいころはこの浜辺で遊んだものでした。
その当時、私どもの漁は地引き網漁でした。獲れたカタクチイワシを天秤棒に下げた籠に入れて、人力で地元の加工工場まで運んだと聞きます。【当時の写真はこちら】
高度成長期を迎え、砂浜は埋め立てられ、時勢の移り変わりとともに漁の形も変化していきます。地引き網より大規模に魚を捕獲するまき網漁(巾着網漁)への転換。そして昭和40年代に入り、大阪府に船曳網漁が許可されます。また、それまですべて人力で作業していた工程に、順次機械が導入されていきます。
こうして時代に合わせて業務形態を変化させ機械化を図り、より新鮮な魚を低コストで出荷するシステムを追い求め続けて、今日の私どもがあります。
大阪湾で獲れる自慢のイワシやアジなどの魚を、日本全国の食卓や店舗により美味しくお届けするという使命を胸に、また地元岸和田で古くから根付く産業のひとつとして、これからも真摯に漁業に取り組んでまいります。
代表取締役 石田 茂
漁労長ご挨拶
漁労長として魚群の探索、網入れ、網の仕込みや手入れなどを担っています。
昔に比べて魚は少なくなりましたが、進化した魚群探知機やソナー等を利用しながら、経験を生かして漁場を探しています。
魚群を見つけると、魚の向きや潮を考慮し、網入れの指示を網船に出します。読み通りに狙った魚が捕獲できた時が最高にうれしく、やりがいを感じる瞬間です。
自分も漁師です、毎日毎回大漁であるのが良いに決まっています。ですが、将来のことも考え、必要以上に魚を獲らずに資源管理をすることも常に頭に置いています。
亡き父親も、当社で30年間漁労長を務めました。自分が親からこの仕事を継いだように、次の世代にも繋げていきたいと考えています。
漁労長 石田 裕昭
現場責任者ご挨拶
先々代が突然入院し、販売責任者を継ぐことになって20年。
当社の魚の価値を高めることだけを考えています。
イワシが大衆魚と呼ばれた昭和のころとは違い、いつもたくさんのイワシが獲れるわけではありません。また、大漁のときはどうしても魚価は落ちる傾向にあります。
薄利多売の昭和のイワシ漁から「量より質」の漁へと舵を切っています。
世の中に必要とされお取引先に喜んで仕入れてもらえる魚を、迅速な処理が可能な量だけ獲ってこまめに漁港に運搬し、フィッシュポンプを使って引き上げ、大量の氷を惜しみなく使用するなど丁寧に扱うことで、上質な魚をお届けしています。
またそうすることで、限りある資源を管理し日本の豊かな海の幸を守っていくことにも繋がっていると考えます。
現場責任者 石田栄志
商 号 | 栄光丸水産株式会社 |
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創 業 | 江戸末期 |
法人設立 | 2016年8月 |
代表者 | 石田 茂 |
事務所所在地 | 〒596-0013 岸和田市臨海町20番地 |
本店所在地 | 〒596-0031 岸和田市春木大小路町8-29 |
TEL・FAX | TEL:072-422-3306/FAX:072-436-3307 |
資本金 | 10,000,000円 |
就業員数 | 20名 |
業務内容 | 大阪湾での漁獲及び販売 |
お問い合わせ
下記よりお気軽にお問い合わせください。